前回ご紹介しました、駿府博物館企画の「山口源と静岡県の版画」展ポスターが届きました。
山口源の代表作「能役者」は、なんと僕が八歳のときスイス・ルガノ国際版画展でグランプリを受賞したものです。ポスターを眺めてみてふと、「自分にとって一体版画って何だったんだろうか?」とちょっと振り返ってみちゃったりしましたが、答えなんぞ出る訳もありません。もしかすると僕の身体はもう、あのスフィンクスのように胴体から足が版画で頭と手が唯一人間だったりして・・・。または、慢性化した糖尿病のように仲良く一生のお付き合い・・・かな。
