
今日午前、大須賀での教室が終わったので、ふと思い立って、大好きな「清川泰次郎芸術館」に行こうと御前崎に向かいました。ところが、残~念!!本日「休館日」。
このまま帰るのもちょっと芸が無いなと思い、ちょうどお昼時だったので、目に入ったすぐ近くの中華食堂で腹ごしらえ。
僕の定番の「ラーメン+ギョーザ」を注文。なぜか僕は、教室が終わった後のお昼に、ラーメンを食べたくなる確率が非常に高いのです。今回初めて入った食堂は、昔の中華そばを思わせるシンプルで正統派な醤油ラーメン、あっさりと好感の持てる味だつたので思わず、スープを全~部飲み干そうとしたところ、「高~血圧!」の三文字が頭をよぎり、諦めました。一方のギョーザは、ニラの香りがとても効いたやさしい風合いで、無理に主張しない控えめの味が良かったです。

そんなこんなでお腹の一杯になった僕は、「そうだ、ここまで来たら燈台に寄って行こう!!」と決め、ハンドルを切りました。
正直、風がピュンピュン吹いてメチャクチャ寒かったのですが、陽射しと空と海と燈台の「白」がとても眩しかったので、エイッ!とばかりに車を降りカバンに常備している愛用のデジカメを取り出し、俄かカメラマンと相成りました。
強~い風は冷たかったものの、漁船の立てる白波も、風に揺れる椿の赤も、次々流れる雲たちも、み~んな間違いなくほんのりと春の顔。

観光客はもちろん、地元住民さえ居ない二月初旬の昼下がり。海岸へ続く石段を降りると、降り注ぐ陽射しに向かって誰が並べたか、まさしく手作りの「海苔」が天日干し。 ふんわりと人の温もりを感じて、ホッと一息。 ほんのわずかなひと時、「早春の岬」を堪能しました。
